2つのアルプスに抱かれた土着の蔵として、常に山の恵みに感謝し、米作り、酒造りを進めています。
信濃錦では、除草剤など農薬の使用を極力抑えて契約栽培をお願いいたしております田圃におきまして、この30年ほどの間「草取り援農の会」を行って参りました。
お陰様で平成17酒造年度より、全ての酒造米がいわゆる無農薬栽培もしくは低農薬栽培となっております。
今年の草取り援農の会も、農薬を一切使わずに『美山錦』などの栽培をお願いしております、長野県上伊那郡飯島町の唐澤美昭さんの田圃を中心として行います。
無農薬栽培の中で最も労力を要する草取りの援農に、農家の方々はいたく期待され、また感謝戴いております。より多くの酒販店様や、ご興味がおありの方々と、一緒にこの体験ができればと思います。
例年、参加された方々からは「朝の田圃は思ったより冷たくてビックリした。」とか「健康な田んぼだと実感した。」、あるいは「田圃の泥の中を歩く感触はクセになる!」などと、様々なご感想を戴いております。
開催要領は下記の通りです。信州の大自然と触れ合う中で、米作りの大切さや大変さを肌で感じて戴き、また持続可能な社会についての思いを広げて戴ければ幸いです。